「hiroki yoneda」の記事

「正しさ」が全てを覆いつくしてしまう前に

余白のない正しさが蔓延している。人の気持ちを置き去りにした医療。そしてコロナ後の世界。 正しさとは規範であり、しばしば強者が世界を恣意的に支配するための道具となる。 人そのものよりも「正しさ」という概念の方が正しい。そう…

勝手に教えたがる

「高齢者の身体と医療を考える勉強会」そんな勉強会を、地域の介護士・看護師・ケアマネ向けに開業当初からやっていた。いや違う、開業当初だけやっていたのだった。 最近はyoutubeにばっかり目が向いて(というのも、地域から遠…

クリニックにTVがやってきた

クリニックにTV番組のスタッフが来られた。プロの方はすごい。自分のYou tubeで下手な撮影、演出、編集をやっているのでよくわかる。ものすごい手間がかかっている。ほんの数分の出演のために5時間くらいかかっている。 健康…

それは不確定性の代名詞である

それは不確定性の代名詞である。 それは簒奪する。連帯の縄を燃やし、慈悲の手に踵を返し、 すべからく人が真理だと信じていたシステムを脱構築する。 愛を嗤い、地盤を瓦解させ、命を無機質に変質させる。 それは自身の量子的な散逸…

医者が医者に怒る時

同業者だからこそ、医師の怠慢に怒りたくなる時がある。どんな職でもそうだと思う。テストがお上手にできて医者になった人が多いんだから、せめてお勉強くらいしてくれよと思う。(そういえばこれは医学部の教授が苦言として言っていたこ…

頭痛に効く音楽

頭痛学会では全く顧みられていない「音楽」。頭痛専門医になって数年以上たってから、かなり世の中では聞かれていることに気づいた。病院に行かず、薬も飲まずに自律神経が正常化し、頭痛が治るのなら、こんな良いことはない。  「自然…

悲しみの体験

在宅診療をしていてつくづく感じていること。医療者と患者さんのご家族の間には、「容易には埋めがたい溝」が存在する。 例えば初診の日。「もしも、ご体調が悪くなったら、どういう風にして欲しいですか?」とお聞きすると、「悪くなっ…

Sphenopalatine ganglion block ~「群発頭痛」患者さんの手記より~

私のクリニックはちょっと変わっている。 「藤沢市という地域に根差した在宅診療を中心に行う」ことを決心して、「藤沢在宅クリニック」と名付けたのだけど、色々の必要性を感じて、「認知症外来」と「頭痛外来」をやっているのだ。特に…

命のかぎりに

「生き物の死にざま」、多種多様の生物の生まれて死ぬまでを書いたエッセイ。 子供向けかと思ったが、読了してみたら、子供に読ませるにはもったいないくらいの本だった。(毎回こんなことを書いているのは、いよいよ脳が退化してきてい…